ドラゴンボールZENKAIバトルロイヤル
本レビューで対象とする精通度:★★★☆☆
(3D対戦アクション以外のアーケード・家庭用ゲームに精通)
所要時間:約4分(最低限) or 約6分(たっぷり) or 約8分(全て)
注釈の注釈
「専門用語(注1A)」(本文)
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「専門用語(注1A)」:注釈
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ファミコン時代よりドラゴンボールのゲームは、時にドラゴンボール自体の人気を支える程の絶大な人気を誇ってきました。
しかし、ゲーセンにおいてはカードゲームを除いてヒット作に恵まれず、ドラゴンボール好きのゲームマニアは、ヤキモキしました。
そんな中、ドラゴンボール改1期の放送終了と同時に、遂にゲームマニアも納得の一品が登場したのです。
そのゲームこそ、「バンナム(注1A)」が2011年にゲーセン向けに発売した4人対戦型3Dアクション「DBゼンカイ(注1B)」です。
放送終了から「神と神」までの空白期間ドラゴンボール人気を繋ぎ止め、その後も長年に渡って愛される事となるのです。
(注1A)バンナム:「バンダイナムコエンターテインメント」の略称。ドラゴンボールのゲームは、この会社を抜きに語れない。
(注1B)DBゼンカイ:本タイトルの略称。2017年現在の正式名称は「ドラゴンボール ゼンカイバトル」。
目次
最低限ここだけでも読んで頂きたい項目には「★」、出来れば合わせて読んで頂きたい項目には「☆」が付いています。
それらを読んでもなお飽き足らないのであれば、ぜひ末尾が空欄の項目も読んで下さい。
目次より先に読んで頂いた項目です。
1人で、もしくは友達と遊ぶ上では、如何にDBゼンカイが簡単に楽しさを味わえるか考察します。
初期のDBゼンカイの対戦モードに関する個人的な感想を述べます。
これまでの解説から、本作がどんなゲームで、どんな良さがあって、どんな方に向いているかを解説します。
文字通り、本作に関する、個人的な思い出話です。
本ページと何かしらの関連性や共通点を持つコンテンツを3つ紹介します。あと掲示板もどうぞ。
本ページについての、あとがきです。
「DBゼンカイ(注2Aa)」の楽しい点は、簡単な操作でドラゴンボールらしい派手なバトルを繰り広げられる点です。
場所を選ばず空間を機敏に走り回り飛び回るのも、気弾を撃ち合い拳の連打を浴びせるのも、練習いらずで思うが儘です。
その際、TVで聴き慣れた爽快な効果音が響き渡り、プレイヤーの破壊衝動を存分に満たしてくれる事でしょう。
効果音のみならず、音楽もドラゴンボールZの物が使われており、かめはめ波の練習をしていた、あの頃を思い起こさせます。
なのに無断で乱入されて一方的にボコられて台無し…というゲーセンの、お約束とも無縁である点も見逃せません。
自分から対戦モードを選ばない限り乱入される事は無く、ずっと1人で、もしくは友達と目の前のバトルに集中できるのです。
家庭用ゲームに引けを取らない大ボリュームなので、無理して対戦しなくても存分に長く楽しめる懐の深さもまた魅力なのです。
(注2Aa)DBゼンカイ:本タイトルの略称。2017年現在の正式名称は「ドラゴンボール ゼンカイバトル」。
しかし、自分から対戦モードを選んだなら話は別です。そうしたが最後、一方的にボコられるのみです。
かつて「DBゼンカイ(注3Aa)」にはバトルロイヤルしか無く、4人のうち残り体力の多い2人が勝ち、というルールでした。
よって、単に敵に突撃すれば良い訳では無く、自分と敵3人の体力を見た上で、誰に手を貸し誰と戦うか考える術が必要でした。
ところが、そんなの知った事か、とばかりに対戦モードの敵は執拗に、こちらを狙い一方的にボコるのみです。
4人のうち2人は弱いCPUである点も致命的でした。なにせ執拗に、こちらを狙う敵を止めてくれる人が存在しないのですから。
この時点で、前述したバトルロイヤルの趣旨が完全に崩壊し、そこらの格闘ゲームと大差ないハードルの高さとなっていました。
この反省から、後に2対2のチームバトルを追加し中心に据える事で、一方的にボコられる理不尽さを減らす事となるのです。
(注3Aa)DBゼンカイ:本タイトルの略称。2017年現在の正式名称は「ドラゴンボール ゼンカイバトル」。
「DBゼンカイ(注4A)」は、簡単な操作でドラゴンボールらしい派手なバトルを繰り広げられる点が楽しいゲームです。
場所を選ばず空間を機敏に走り回り飛び回るのも、飛び道具を撃ち合い拳の連打を浴びせるのも、練習いらずで思うが儘です。
その際、TVで聴き慣れた効果音や音楽が響き渡り、プレイヤーの破壊衝動や懐かしさを存分に満たしてくれます。
一方、自分から対戦モードを選んだ場合、バトルロイヤルもクソも無く敵から執拗に狙われて、一方的にボコられるのみです。
逆に言えば、対戦モードを選ばない限り乱入される事は無く、ずっと1人で、もしくは友達と目の前のバトルに集中できるのです。
家庭用ゲームに引けを取らない大ボリュームなので、無理して対戦しなくても存分に長く楽しめる懐の深さもまた魅力なのです。
以上より、DBゼンカイはゲーセンで長く遊べるドラゴンボールの本格アクションゲームをしたい、という方にオススメです。
(注4A)DBゼンカイ:本タイトルの略称。2017年現在の正式名称は「ドラゴンボール ゼンカイバトル」。
パッと見て、ああガンダムか、と思いましたが、馴染みのあるドラゴンボール、かつ乱入されない点に惹かれて少しプレイしました。
実際に遊ぶとガンダムよりエアガイツを思い出しました。もしエアガイツが続いてたらDBゼンカイみたいになったのかな、と。
僕はベジータを好んで使っていました。実は弱いらしいですが、気弾や打撃のラッシュが爽快なのが大きいです。
1人でマイペースに遊ぶ分には楽しいと思いますが、いざ対戦となるとストレスが溜まる一方で辞めました。
それから5年が経ち、僕がプレイしていたZENKAIの頃から、色々と変わったみたいですね。
それだけ変わっても未だPS3コントローラを使えない点は疑問です。せっかくの専用筐体でPS3っぽい操作方法なのにねぇ。
何だかんだ楽しいだけに、未だに家庭用に移植されないのは残念です。まあドラゴンボールファイターズがあるから良いけど。
ギルティギアのアークシステムワークスが手掛ける本格2D格闘です。アニメそのものの3D表現はドラゴンボールファンなら必見。
・エアガイツ
FF7のキャラが出る、スクウェアの3D格闘です。空間を自由に走り回り飛び道具を放つ感覚はDBゼンカイの先駆け、かも。
・トバル2
鳥山明がキャラクターデザインを担当した、スクウェアの3D格闘の続編です。ある意味エアガイツの前身です。
検索等で来て頂いたついでに、ご意見ご感想などを残して頂けると嬉しいですが、事前に三か条を一読ください。
「ロケテストもどき」とは本サイトにおいて、ゲリラ的に期間限定で制作途中のコンテンツを公開する事です。
精通度を星3にするか星0にするか悩みましたが、冒頭でゲームマニアがどうの、と書いたので星3に決まりました。
ドラゴンボールのゲームが家庭用で多く出ている中、あえて本作を星0とするまでも無いでしょうしね。
レビューを書くにあたり下調べは行いましたが、最後まで改めてプレイし直す、という事をしませんでした。申し訳ございません。
実際には耳を塞いでゲーセンで筐体の前に立つまでは出来ましたが、そこから先は体が拒絶反応を起こすのが理由です。
それで開き直って、歴代でも屈指の短文で済ませ、半日で完成しました。たまには、こういうのも良いのではないか、と。
ドラゴンボールファイターズのリンク追加に合わせ、所要時間の表示、注釈の強調、目次の色付け等の修正を行いました。
2021/06/16 「PS4版ドラゴンボールファイターズ」へのリンクを追加
2018/01/14 正式公開
2017/12/31 第1回ロケテストもどき実施