グラIII 復活パターン紹介 1A編

本レビューで対象とする精通度:★★★★★

(グラIIIを含む各ゲームに精通)

所要時間:約7分(最低限) or 約12分(たっぷり) or 約14分(全て)

 

注釈の注釈

「専門用語(注1A)」(本文)

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注釈を読んでから、もう一度

「専門用語(注1A)」:注釈

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覚えておきたい知識まとめ

本チェックポイントからの復活パターンを行うに当たり、グラIII全人類も含めて前提となる知識を3つ、まとめます。

 

1/3 ビギナーモードとの違い(基本)

大きな違いは3つあります。1つ、死ぬと全てのパワーを失い、持っているカプセルが「SPEED UP」まで戻される点。

2つ、1面で得られるカプセルが4個すくない点。そして、天井の砲台や「ダッカー(注1Aa)」、2面の泡が多い点です。

よって、冒頭で残機を2機つかって普段よりパワーアップさせる仕込みが出来ず、実質フォースフィールドを付けられません。

おまけに敵が増えて難しくなっています。特に1面ではビギナーと比べ、自発的に天井に動いて撃ちに行く場面が増えています。

その際、左端に戻らず、その横軸で待機した方が楽な場面もあります。つまり、それなりに難しいテクニックを求められます。

それでも大部分ではビギナーと同じ攻略法が通じます。同じく基本はオプションで天井を撃ち、右に出て喰い込ませる事です。

またカプセルの少なさに関しては、1度も1面の終盤まで死ななければリメインオプションで補う事も出来ます。詳しくは次項で。

↓いきなりの洗礼。右へ敵弾を避け慎重に天井へ。
 

 

2/3 リメインオプションのすゝめ(基本)

1度も死なずに1面の終盤まで到達し、リメインオプションを使うと一気に3つオプションを付けられます。

つまり2面の序盤、8個すくないカプセルで「フル装備(注1Ba)」となれます。本来ならば3面の冒頭で、ようやくフル装備です。

2面でフォースフィールドを付けると多少、泡の動きが活発となりますが、敵弾や後ろからの体当たりを防げるのは大きいです。

もし慣れてきたか逆効果であれば、先に2つ目のオプションを付け、後の2つをリメインオプションで付けるのがオススメです。

これなら早くオプションを揃えつつ泡の動きを抑え、ついでに残機も節約できて一石三鳥と言えます。

それにも慣れてきたら後述する応用編に移れば、より残機を節約できます。概ね使う残機と反比例して相対的に易しくなります。

言い換えると1度も冒頭で死なずリメインオプションを使わず進む正攻法が最も難しいのです。素直にリメインオプションしましょう。

↓フォースフィールドは泡には無力。それも踏まえて考えよう
 

 

3/3 保険カプセルでプチ仕込み(応用)

1/3で、死ぬと持っているカプセルが「SPEED UP」まで戻される、と書きました。これを俗に「保険カプセル」と言います。

つまりゲーム開始直後に1個カプセルを取り、パワーアップせず死ぬと、普段より1個、多くカプセルを持てる事を意味するのです。

リメインオプションを使わない場合、たかが1個のカプセルの違いで、4つ目のオプションを付けるのに20〜30秒もの差が生じます。

当然、保険カプセルありの方が20〜30秒、早いです。それだけの長い時間、3つしかない心細さから解放される点は大きいです。

加えて1面の冒頭を過ぎた所のチェックポイントでは長くカプセルが出ず、難しい保険カプセルの維持も難なく可能です。

以上より、使う残機と反比例して易しく出来る機会は3通り。(1)1面の終盤で3機、(2)2面の序盤で2機、(3)1面の冒頭で1機です。

人によっては(3)の方が安心かも知れません。なお正攻法で節約した残機が初めて活きるのは9面と、余りに遠く割に合いません。

↓正攻法では、まだ4つ揃わない。
 

注釈一覧(専門用語を押して本文に移動)

(注1Aa)ダッカー:グラIIIにおいて広義で、緑色の2足歩行ロボを指す。地形に沿って自機に近寄り、2方向に敵弾を放つ強敵。

 

(注1Ba)フル装備:スピードアップ2〜3つ、ミサイル、レーザー(ダブル)、オプション4つ、フォースフィールドを付けた状態を指す。

 

目次

最低限の文章で済ませたい方には「」の項目のみ、たっぷり読みたい方には「」の項目も追加で読んで頂ければ幸いです。

それらを読んでもなお飽き足らないのであれば、ぜひ末尾が空欄の項目も読んで下さい。

1.覚えておきたい知識まとめ

目次より先に読んで頂いた項目です。

2.基本編 ☆

残機が計3機あり、かつリメインオプションを使って攻略します。

3.応用編 ☆

リメインオプションを使わず攻略します。

4.本攻略の動画 ☆

百聞は一見に如かず。本ページの内容を動画で、お見せします。

5.まとめ ★

これまでの攻略法の要点、及び、次の面へ進む際の注意点をまとめます。

6.こちらもあわせてどうぞ

本ページと何かしらの関連性や共通点を持つコンテンツを3つ紹介します。あと掲示板もどうぞ。

7.最後に

本ページについての、あとがきです。

 

2/7 基本編 ☆

1面では大体、天井の高さが変わる所に砲台が増えている、と考えて良いです。特に難しくなった所は3つあります。

1つ、最初に天井が低くなる所。窪みの先に砲台があり、唯一グラIII全人類と同じ攻略法が全く通じない最難関です。

そこでサンドライオンを倒した後、敵弾を見て右、上と動き砲台を倒した後、しばらく窪みに留まります。

すると続く「ダッカー(注2Aa)」も難なく倒せます。倒せば天井の砲台ごと周りを片付けられます。しばらくビギナーモードと同じです。

2つ、初めてドラゴンが出る所。左に居ると砲台が厄介なので、右に出て砲台ごとドラゴンを倒す方が後も含めて楽です。

そして、再びドラゴンが出る先の天井の砲台。ドラゴンに阻まれた状態で敵弾を放たれるので、先に砲台を倒す方が早いです。

ドラゴンと砲台を倒した後、左には戻らず、その横軸で天井にオプションを置きます。後は、しばらく大体ビギナーと同じです。

↓先に右で砲台を倒せばドラゴンもダッカーも怖くない。
 

すぐ2つ目のオプションを付けたい所ですが、フォースフィールド優先ならば「!」まで我慢しましょう。9割方、残機は増えています。

ボスでは4つ目のオプションを弱点に喰い込ませられますが、危ない割に実際の所要時間は大差ないので普段どおりで良いです。

1面ではハッチ甲板の雑魚は全く敵弾を放ちませんでしたが、2面からは大量に放つので早めに倒しましょう。

また天井や地面に近付く時は少しずつ寄せましょう。処理落ちが不安定で、普通に動くと勢い余って激突しがちである為です。

後は大きい泡が出る前にレーザーもフォースフィールドも付けられて、本攻略の目標は完了です。

完了後の話として、とにかく出来るだけ右に出るのがコツです。そして離れればオプションを喰い込ませて一気に大ダメージです。

加えて全体に泡がある時、天井か地面から縦1列にオプションを伸ばします。後ろに逸れた泡に構わない事も大事です。

ちなみに、そもそもリップルレーザーは2面で不利です。まずツインレーザーで始め、2面に慣れてからリップルに戻すのも手です。

↓天井のハッチ甲板から敵弾を放たれたら徐々に左上へ移動。
 

注釈一覧(専門用語を押して本文に移動)

(注2Aa)ダッカー:グラIIIにおいて広義で、緑色の2足歩行ロボを指す。地形に沿って自機に近寄り、2方向に敵弾を放つ強敵。

 

3/7 応用編 ☆

1面の冒頭でカプセルを持ってから死に、終盤で2つ目のオプションを付ける事を除けば基本編と同じです。やる事も同じです。

2面では4つ目のオプションよりも先にレーザーを付けます。その方が天井の砲台や小さい泡を倒し易く、安全である為です。

基本編より難しいですが、やる事は同じく右に出て縦にオプションを伸ばして喰い込ませ、慎重に天井か地面に近付く事です。

まして大きい泡が出た後から何度か後ろから敵が現れます。右に出た方が引き付けて上下や左に避ける余裕まで出来ます。

終盤、泡に入った敵が天井や地面の穴から大量に現れます。まず天井の穴を塞ぐ様に左へオプションを伸ばして下へ行きます。

地面の穴が近付いたら右上に出て、伸ばしたオプションや斜め上下への移動で全滅させます。フォースフィールドは付けません。

ボスの弱点である真ん中にオプションを伸ばし左上に行った後、内側のオプションが弱点に合う様に、縦に伸ばすのが無難です。

↓ボスから膨らむ泡を撃てば反射を防げる。
 

 

4/7 本攻略の動画 ☆

動画では前半は基本編、後半は応用編の2部構成です。「フル装備(注4Aa)」となり、次のカプセルを取る直前までの収録です。

基本編では、あえてグラIII全人類をベースとしています。観て危ないと思った箇所から順次、動きを変える様にすると、より楽です。

特に危険な箇所は初めてドラゴンが出た後、後ろから2機「ダッカー(注4Ba)」が出る場面です。ドラゴンの時点で右に出ましょう。

ボスにオプションを喰い込ませましたが、前述した通り危ない割に実際の所要時間は大差ないので普段どおりで良いです。

応用編では危ない箇所で右に寄せて難なく対処した他、ミサイルを控え2回ハッチ甲板から雑魚を出させて全滅させています。

こうする事で、よりスコアを稼げて早く残機を増やせますが、そうせずとも問題ありません。2面では自然と稼がされます。

ボスでは解説通りに動きましたが、慣れたらボスが迫る箇所で弱点にオプションを伸ばし、左上の泡を自機で撃つ方が早いです。

 

注釈一覧(専門用語を押して本文に移動)

(注4Aa)フル装備:スピードアップ2〜3つ、ミサイル、レーザー(ダブル)、オプション4つ、フォースフィールドを付けた状態を指す。

 

(注4Ba)ダッカー:グラIIIにおいて広義で、緑色の2足歩行ロボを指す。地形に沿って自機に近寄り、2方向に敵弾を放つ強敵。

 

5/7 まとめ ★

・基本編

(1)最初に天井が低くなる所で右、上と動き砲台を倒し窪みで待機

(2)初めてドラゴンが出る所で、右に出て砲台ごとドラゴン撃破

(3)再びドラゴンが出る先の天井の砲台をドラゴン出現前に破壊

(4)ドラゴンと砲台を倒した後、左には戻らず、その横軸で天井にオプション配置

(5)1面の終盤でリメインオプション。2面でハッチ甲板を早く倒し天井や地面で慎重に

・応用編

(1)1面の冒頭でカプセルを持ってから死に、終盤で2つ目のオプション装着

(2)2面では4つ目のオプションよりも先にレーザーを付け、天井や小さい泡を優先

(3)右に出て縦にオプションを伸ばして喰い込ませ、天井か地面では慎重に移動

(4)泡に入った敵には天井から左、下、右上とオプションを伸ばし、斜め上下に移動

(5)ボスには真ん中にオプションを伸ばし左上に行き、縦にオプションを伸ばし攻撃

↓無理してまでスコア稼ぎに走る必要はない。
 

本攻略を通して、いかに最初から正攻法に拘る事が無謀であり、リメインオプションを使うべきか、お分かり頂けたでしょうか。

確かに1面の終盤まではリメインオプションに頼れず大変ですが、それを乗り越えれば多少なりとも2面を楽に出来ます。

只でさえ2面は難しい上に、死ぬと輪を掛けて難しく一巻の終わりです。よって、死なない為にもリメインオプションが必要なのです。

なお、リメインオプションでもツインレーザーでも駄目ならば、エディットでなくC装備を除くタイプセレクトに変えて損はありません。

中でもB装備は癖があるものの威力、攻撃範囲ともに優れており、応用編で早く4つ目のオプションを付けられれば鬼に金棒です。

一般的に低評価のA装備も高威力で2面に強いです。処理落ちを掛け易く癖が小さく、B装備に馴染めない方の受け皿となります。

残るD装備は2面だけならBやAより少し地味ですが、安定して強い部類に入る他、1面では最も楽なので入門用にもオススメです。

正攻法やエディットなど既成概念に縛られず柔軟な発想で、いかに段階を経て楽できるかが、グラIIIの上達を左右するのです。

↓エディットの低威力を補うのがリメインオプションと言える。
 

  

6/7 こちらもあわせてどうぞ

・グラIII 復活パターン紹介

可能な限り他のチェックポイントでも、元通り立て直す「復活パターン」を紹介していく予定です。

・グラIII 全人類むけビギナー1面攻略

復活パターン以前に、そもそもグラIIIのビギナー1面すらクリア出来ない、という方は、こちらをご覧ください。

・グラディウスIII 伝説から神話へ

グラIIIのレビューです。そもそもグラIIIって、どんなゲーム?という方は、しばし、お待ち下さい。

・VGF掲示板

検索等で来て頂いたついでに、ご意見ご感想などを残して頂けると嬉しいですが、事前に三か条を一読ください。

 

7/7 最後に

「ロケテストもどき」とは本サイトにおいて、ゲリラ的に期間限定で制作途中のコンテンツを公開する事です。

旧サイト時代は残機設定の変更を前提とした解説や先人まかせの簡素な内容で、いま見ると余り褒められた出来でないですね。

そこで今回はハイスコアモードに準拠した設定を前提として極力、自分の文章で書き内容も大幅に追加しました。

リメインオプションか保険カプセル確保で使う残機と反比例して相対的に易しくなる旨の解説は、恐らく本サイト独自と思われます。

基本編では1面ボスでフォースフィールドを付け、剥がしてからオプション1つのまま進み赤い泡を出すパターンも考えました。

ただ色々とデメリットも多く、1B編からで十分な内容にまで踏み込むのも良くないと思い没。全人類のは、まあ1面特化ですから…。

ところで2面終盤の泡に入った敵は「エニグマ」として知られますが、ネット上にソース元が明記されていない為、省略しました。

2021/07/17 正式公開

2021/07/01,04,11,14 ロケテストもどき実施

2021/06/30 ロケテストもどき実施

 

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