僕がVGFに移行した理由
目次
最低限ここだけでも読んで頂きたい項目や、出来れば合わせて読んで頂きたい項目には、それぞれ末尾に「★」または「☆」が付いています。
それらを読んでもなお飽き足らないのであれば、末尾が空欄の項目も是非読んで下さい。
本ページの、まえがきです。
理想と現実とのギャップに悩んだ「地震雷火事おやじ」末期を振り返ります。
僕が半年間のサイト休止をするに至った要因である「彼」への気持ちを綴ります。
地震雷火事おやじからVGFに移って、何が変わったかを解説します。
VGFから月2回更新とした理由を述べます。
これまでの解説を踏まえ、僕がVGFに移行した理由と今後の意気込みをまとめます。
本ページと何かしらの関連性や共通点を持つコンテンツを3つ紹介します。あと掲示板もどうぞ。
本ページについての、あとがきです。
知っている人は知っていると思いますが、私kaminaribozeは「地震雷火事おやじ」(以下「おやじ」)というサイトを2006年2月1日から丸8年間運営していました。
http://www.geocities.jp/kaminariboze/index.html
で、6月中旬より新サイト「VGF」を月2回のペースで更新・運営しています。
どちらもゲームレビューやエッセイを中心としたサイトなので、中には「別におやじでエエやん」と思われる方もいるかと思われます。
その上で、わざわざVGFに移った理由と、おやじとの違いを、今ここに記します。
↓なお、初めの5年間、トップページは別のレイアウトでした。
先人に憧れておやじを開設して以来、何度かメインコンテンツを作れない時期を挟みつつも、閉鎖などは全く考えずにマイペースで続けてきました。
ところが6〜7年目くらいから、下記3種類のことで焦りを感じるようになりました。
(1)全然トップのアクセスが伸びない(1日10件ほど)
(2)掲示板の書き込みも少ない(年に1〜2回ほど)
(3)相互リンクもまるでない(2006年が最後)
理由は、なまじ6〜7年も続けてきた事から生じてしまったプライドです。
月並みですがレビューのコンテンツにも自信はあるし、一部は検索ツールの上位に来たり、別のサイトから紹介されたりもしました。
その上6〜7年も続けてきたため、おやじは先人に並ぶところまで来ているのではないか、等という思い込みで頭がいっぱいになってしまっていたのです。
また、先人は挙って「長く続ければ、じきアクセスも伸びる」と述べられていたため、僕もそれを信じて6〜7年も続けてきました。
が、現実は上記の通りです。また、この時期は大学を卒業できるか分からず、何もかも先の見えない不安に心を支配されていた点も大きかったと思います。
以上より、「なぜ先人のようにいかない!?」、「そんなに自分のサイトはダメなのか!?」と、歪んだプライドが暴走し初めていました。
↓コンテンツのレイアウトは先人2サイトを参考とさせて頂いていました。
その後、どうにか留年することなく卒業を果たすも就活には失敗し、歪んだプライドは膨れ上がるばかりです。
それと前後して、この時期にサイトの宣伝の一環としてtwitterを始めるも、自分の内面のどす黒さをそのまま映したツイートが大半で、フォロワーもごく限られていました。
挙句、ゲーセン絡みの失言で炎上したことで、ますますプライドを傷付けられ、次第に自分へ意見する人間への意見しか書けなくなり、周囲から孤立していきました。
遂には、かつてのネット仲間の陰口を叩いてしまったことで彼の逆鱗に触れ、縁を切られる、という最悪の結果を自ら招いてしまいました。
もがけばもがくほど逆効果となって心身ともに疲れ切った僕は、「半年ROMれ」のスラングに倣って半年間、サイト運営から離れることにしました。
↓まさに、こんな感じです(「写真素材 足成」より引用)。
かつてのネット仲間である「 彼」が自分との絶交を宣言するに至り、僕が半年間サイト休止に追い込まれた要因は、下記の3段階です。
(1)彼「黒背景のサイトを見るのが辛い」とツイート
↓
(2)僕「よし白背景を作るぞ!」 → 急きょ白背景バージョン(白版)を作成
↓
(3)彼、無反応 → 僕「彼が反応してくれない」と愚痴
で、絶交と。僕も薄々気付いてはいましたが、これより前から僕を快く思っていなかったそうで、かなり色々な事を合わせて書かれていました(現在は削除済)。
ただ、今ここで彼を責めようなどとは思っていません。
何故なら彼からすれば、別に頼んでもいないのに勝手に「君のために」等と白版を作り出されて、スルーしてたら陰口を叩かれていたのですから。
冷静に考えれば、これで絶交するな、という方が無理な話です。ごく当たり前の話なのですが、当時の僕には、その当たり前の発想すら出来ていませんでした。
余談ですが、著書「誰かと「いい人間関係」をつくるには?」に書かれている、嫌われる人の行動パターンが完全に僕そのものでした。
ざっくり書くと、距離を置こうとしている人に近付きすぎると逆効果、という事であり、僕は読んでいて目頭が熱くなったものです。
↓「ほどよい距離感」の大切さを説く名著です(「誰かと「いい人間関係」をつくるには?」より)。
このように、僕自身を見つめ直すきっかけをくれた彼には、むしろ感謝しているくらいです。
あの頃の僕は、身内にすら引かれるほどのモンスターと化しており、もはや自分では感情をコントロールできなくなっていました。
あのまま放っておかれていれば、いずれモンスターとしての行動がネットだけに収まらなくなり、今ごろ刑務所に入っていたことでしょう。
それを彼は止めてくれたのです。彼はそういうつもりではなかったかも知れませんが、僕はそう解釈しています。
だからといって僕が真人間になれたかは分かりませんが、少なくとも見ている世界が少しは変わったと自負しています。
今こうして逮捕されることなく生活できているのも、一度は辞めた大学の部活に戻れているのも、VGFとして再起できているのも、全て「あの一喝」のおかげだと思っています。
では、彼へのメッセージを。
傷付けてしまって、本当に申し訳ございませんでした!
そして、叱って頂いて、縁を切って頂いて、本当にありがとうございました!
↓白版を作った経験もまた、VGFの礎となっています。
以上が半年間の空白期間の実態であり、そのままサイト運営から完全に手を引く道を考えることもありました。
しかし、せっかく8年間続けてきたライフワークの一つであるサイト運営をやめるのも勿体なく感じ、満を持してVGFとして再スタートするに至りました。
両方とも見た方の中には、ほとんど変わらないじゃないか、と思われた方もいらっしゃるかと思います。
確かに大筋は大差ないですが、自分なりに特に意識しているのが、下記の3種類です。
(1)スマホでも違和感なく見られるレイアウト
(2)目次の新設、及び、最低限読めばよい項目の案内
(3)極力シンプルなサイト構成
これらは、おやじの時に解決しきれなかった課題へのチャレンジでもあります。
その分、余計ありきたりなレイアウトになったかも知れませんが、作業効率と見易さを考えると、自然とこのレイアウトに落ち着きました。
一文の量も、横1280の解像度で自動改行しない程度に統一して、スマホでの読みやすさに注意しています。
↓おやじをスマホで見ると、読み辛いったらありゃしないです。
また、目次に関しては、おやじの開設前に兄から提案されていたので、実に8年越しの没案復活でもあります。
その際、ただの目次では寂しいので、一言コメントを添えたり、最低限読んで欲しい項目に星印を付けたりして、より高いクオリティを目指しました。
↓目次です。一文はスマホでも長くて3〜4行となるはずです。
サイト構成については、おやじではコンテンツ一覧の種類が必要以上に細分化されていて白版もある等、気付けば複雑な部類に入ってしまっていました。
その反省から、VGFではトップページに3種類の最新コンテンツを載せ、それらを含む全てのコンテンツを1つのページにまとめる等、シンプル路線を目指しています。
それ故、複雑化に繋がるブログやツイッターを廃止し、それらで書いたような内容はエッセイ等として文章も画像もパワーアップさせて制作することにしました。
ちなみに、 VGFの2つ目のコンテンツを作るまではトップページすらなく、直接ドンパッチンのレビューにリンクを張っていたのも、その一環です。
↓全てのコンテンツは、ここ(コンテンツ一覧)に集まる。
これらとは別に、サイト名を中身と関係があるものにして、背景色も多くの方にとって馴染みやすいとされる白に統一し、検索での来やすさの向上を図りました。
特に白背景はおやじの時に白版で配色を工夫した経験があったからこそ、レイアウト編成に時間を割くことが出来、スムーズに制作・公開できました。
以上より、VGFのコンセプトは、おやじの時の良さをそのままに、より多くの方にとって入り込みやすいサイトとする点です。
もし以前と大差ないとの声が上がるとすれば、それはおやじ後期以降と変わらぬクオリティを維持できている証と解釈しても良いでしょうか。
↓おやじ末期はページを白黒2パターンも作っていて辛かったです。
VGFの更新ペースは、余程の事がない限り、月に2回とさせて頂いています。
なぜ月2回かというと、毎週では無理があって、月1回では少なすぎる、ということで中間の月2回が最もバランスが良いと考えたためです。
ついでに言うと、サイトやブログで一般的な完全不定期更新でなく月2回更新とした理由は、お客さんや自分にメリットがある、と判断したためです。
具体的には、お客さんからすると、月の第3回目の土曜日と末日だけ訪れれば、まず更新にありつけます。
そのため、不定期更新にありがちな、何度訪れても長い間更新がなくてガッカリ、なんて思いをさせずに済むかな、と思います。
↓赤で囲った日付を大体の目安と思って頂ければ。
自分としても、ドラクエの開発秘話などを読んでから、制限の中で盛り込むべき内容を厳選して完成させる、という取り組みに挑戦したいと思っていました。
ただ、 文字数制限が大きいブログ等を廃止したため、代わりに月2回更新や短めの一文をもって挑戦に踏み切った、という訳です。
余談ですが、ある企業の面接でサイト運営をPRした際、面接官から「作るのに期限決めたりしてるの?」と問われ、心動かす返しが出来ずに落ちた事もありました。
その悔しさを挽回したいし、学校や仕事でも期限を守るのは最重要ポイントなので、VGFでもそれが出来れば、何かの力や自信に繋がるかな、という思いもあります。
なので、更新を待っているお客さんのためにも、自分のためにも、月2回のペースを守っていくのが一番の目標です。
↓期限を守る大切さといえば、コレ!(「エースコンバット インフィニティ」より)
僕は8年以上前から、おやじの運営を行ってきましたが、ここ1〜2年ほどで色々なことがあって行き詰まりを感じ、自業自得とはいえ失ったものは大きく辛い思いもしてきました。
その心身の疲労に耐えきれず、一度は半年間のサイト休止をしましたが、その経験は僕にとって大きな糧となりました。
また、8年間続けてきたサイト運営の魅力には逆らえず、月2回更新の新サイト「VGF」として仕切り直す決心を固めました。
その際、おやじの良さはそのままに欠点を解消し、より多くの方に馴染みやすいサイトとすべく様々な工夫を凝らしているつもりです。
かつて、おやじに訪れていた方も、そうでない方も、「VGF -ビデオゲームフォーエバー-」を、よろしくお願いします。
↓なお、スマホでは2回タップでの拡大表示を前提としています。
・誰かと「いい人間関係」をつくるには?
程よい人間関係を維持するコツを記した、人間関係についてのハウツー本です。
スマホ向け基本無料シューティングRPGです。VGFとしての第1号のレビューコンテンツでもあります。
家でゲームした分だけ募金する「ゲー簿」の良さを独自に綴った、VGFの1つ目の「エッセイ」です。以前、ブログ等で書いていたような内容のパワーアップ版の一例です。
検索等で来て頂いたついでに、ご意見ご感想などを残して頂けると嬉しいですが、事前に三か条を一読ください。
一通りのコンテンツの種類を揃えたところで、本ページを4つ目のコンテンツとして公開することは、当初から予定していました。
おやじ末期について書くのは非常に辛かったですし、「彼」のことを書くのも気まずさでいっぱいですが、これらは必ずしなければならない事だろうと思い、何とか書かせて頂きました。
今回書いたこと以外にも、色々と頭の中で考えている事はありますが、上手くまとめられなかったため没としました。
なお、今回は31日公開の予定でしたが、諸事情で1日早めることにしました。
2014/07/30 初公開