ドラゴンボールファイターズ 最強の書
本レビューで対象とする精通度:★★★★★
(ドラゴンボールファイターズも含めた各ゲームに精通)
所要時間:約3分(最低限) or 約6分(たっぷり) or 約8分(全て)
注釈の注釈
「専門用語(注1A)」(本文)
本文で↑を押すと注釈を読めます。
注釈を読んでから、もう一度
「専門用語(注1A)」:注釈
↑を押すと、本文に戻れます。では下の本文を、どうぞ。
「ドラゴンボールファイターズ 最強の書」は、PS4版、及び、XboxOne版のDBFZと同時発売された公式攻略本です。
DLCでない24キャラの技やコツ、相手にした時の対策、そしてドラマチックスタート(フィニッシュ)の条件を写真と共に解説。
各キャラのメテオ超必殺技を絡めた比較的簡単なコンボ技の紹介や、難しいコンボチャレンジのコツの解説。
格ゲー独自の専門用語を筆頭に、画面の見方やルール、そして操作方法など多くの格ゲーに共通する情報も含めた解説。
ストーリーモードを最初から最後まで効率的な進め方、特定の対戦カードでのみ発生するイベントの条件の解説。
アーケードモードで好成績を出す為の情報やコツ、そしてロビーで使えるアイテム一覧の解説。
以上の内容に、ストーリーモードを3編すべてクリアせずとも人造人間21号を使えるDLコードを同封したのが本書、最強の書です。
↓必殺技リストが実に有難い。
目次
最低限の文章で済ませたい方には「★」の項目のみ、たっぷり読みたい方には「☆」の項目も追加で読んで頂ければ幸いです。
それらを読んでもなお飽き足らないのであれば、ぜひ末尾が空欄の項目も読んで下さい。
目次より先に読んで頂いた項目です。
最強の書が、いかにDBFZ上達の切っ掛けとなるか考察します。
最強の書で見受けられる、記載された内容の抜けや間違いを補足します。
これまでの解説から、本書がどんな内容で、どんな良さがあって、どんな方に向いているかを解説します。
文字通り、本書に関する、個人的な思い出話です。
本ページと何かしらの関連性や共通点を持つコンテンツを3つ紹介します。あと掲示板もどうぞ。
本ページについての、あとがきです。
DBFZではプラクティスのチュートリアルにより、各アクションの操作方法などを学ぶことが出来ます。
しかし実際はポーズメニューの解説を読んでもなお不十分で、各アクションの使い所が分からず困惑したのでは無いでしょうか。
ましてやZアシストやZチェンジに至っては出し方しか分かりません。それらの使い所が勝敗を左右するにも関わらず、です。
そこで、最強の書を読めば、各アクションの使い所を十分に理解できる様になる見込みがあるのです。
もちろんDLCを除き、各キャラのZアシストの効果も網羅しており、使い所のみならずベストなチーム編成の手助けにもなります。
他にも「Zコンボ(注2A)」のルート、「キャンセル(注2B)」や「リバーサル(注2C)」など、格ゲーの基礎かつ重要な情報も多いです。
上級者にとっても、「ドラゴンラッシュ(注2D)」の秘密や「攻撃レベル(注2E)」の概念の解説などが参考となる事でしょう。
↓結論として、慣れないうちはZアシスト連発。
(注2A)Zコンボ:「弱→中→強→特殊」に留まらず、ボタン2度押しや方向キー入力も絡めて、長く複雑なコンボ技を繰り出せる。
(注2B)キャンセル:技を出した後、構えに戻る動作を取り消し、即座に別の技やアクションを行う概念。Zコンボも、その一環。
(注2C)リバーサル:敵の攻撃を喰らったりガードしたりして、動けるようになった瞬間に必殺技を出す事。これで逆転を狙える。
(注2D)ドラゴンラッシュ:出が遅いがガード不能の攻撃。決めた後ボタン押しっ放しで、ダメージ増加できる点が秘密。
(注2E)攻撃レベル:技ごとに設定された強さ。例えば同じタイミングで弱と強が、ぶつかった時、強が一方的に打ち勝つ。
このようにDLCを除き、最強の書は初心者を卒業するのに申し分ない内容ですが、決して抜けや間違いは少なくありません。
その筆頭が、超ダッシュやバニッシュムーブ等を、しゃがみ強で迎撃できる点には一切、触れられていない事です。
一応しゃがみ強が空中からの攻めに強い、とは書かれていますが、上記のアクションも該当するとは書かれていません。
また、ガードキャンセルチェンジに関して利点ばかり書かれており、ガードされると非常に危険である欠点が書かれていません。
強制交代でヴァイタルソース領域を消せる点もまた戦術に大きく関わる重要な点であるにも関わらず、全くの未記入です。
Sparking!中は超ダッシュをガードされても前進し、バニッシュムーブ後ボタン押しっ放しで蹴らず攻め易い事も完全スルーです。
他にも色々ある他、コンボ技の解説にも乏しいですが、それでも全体的に見れば買って損は無い一品なのです。
↓正確には10〜79ヒットで十の位に対応したドラゴンボールを入手。
最強の書は、DLCを買っていないDBFZのプレイヤーが、初心者を卒業する為の必須アイテムと言っても過言ではありません。
DBFZにあるプラクティスのチュートリアルで、ざっくりとしか解説されなかった各アクションを丁寧に解説しています。
特に、ざっくりであったZアシストやZチェンジも網羅しており、使い所のみならずベストなチーム編成の手助けにもなります。
解説される内容には大半の格ゲーに共通する基礎知識も含まれており、DBFZで格ゲーデビューした方も安心です。
中には自力では知り得ない内容もあり、上級者にとっても多少なりとも有益です。
一方、抜けや間違いの多さは否めませんが、それでも全体的に見れば買って損は無い一品なのです。
以上より、最強の書はDBFZで初心者を卒業したい、自力では知り得ない知識を取り入れたい、という方にオススメです。
↓ネット上のテンキー表記に馴染めずとも大丈夫。
元々ストーリーモードのイベントを埋めたい、バトル前後の特殊掛け合いの条件を知りたい、と思って買いました。
残念ながら前者はボス戦などではイベントが発生しない事もあって飽き、後者はドラマチックしか載っておらず拍子抜けでした。
むしろ意外な収穫だったのが、細かい攻略記事でした。確かに上級者には物足りない内容かも知れません。
それでも自力では到底、気付けなかった事が、いくつも書かれており、間違いなく上達の糧となった物です。
特に、僕は逃げ回る相手に猪突猛進しがちだったので、冷静に気弾を撃つ事を覚えられたのは大きかったです。
長らく50万ポイント前後で留まっており、後にフリーザ超えを果たせたのは、最強の書なくして無理だったかも知れません。
それにしても必殺技集を眺めていると、ホントにアニメのワンシーンにしか見えないですねえ。買って良かったです。
↓いっそ画集として買ってみても良いかも。
・鉄拳3 ザ・ベーシック
1997年の3D格ゲー「鉄拳3」の攻略本です。部分的には未だ通じる基礎の他、格闘技の解説もあり読み物としても面白いです。
DBFZを開発したアークシステムワークスが誇る看板格ゲーです。本書と同等以上の攻略記事が公式で読めます。
検索等で来て頂いたついでに、ご意見ご感想などを残して頂けると嬉しいですが、事前に三か条を一読ください。
慣例に倣って今月は、その他レビューを公開する月ですが、今月に入っても何にするかは全く決めておりませんでした。
ちょうどSwitch版が出る事もあって本書に決めましたが、時間や気力との兼ね合いで、最小限の文章とする事も決めました。
その一環として、ゲー募録を除けば初の星5つとし、検索で最初に出るDBFZ公式サイトで分かる事を注釈から除外しました。
今後の展望として段階式攻略法も同じ方針で行くつもりなので、先に本レビューで実践できて良かったです。
あいにく撮影時期の天候が悪かった為、写真写りは宜しくないです。ご了承ください。
ドラゴンボールファイターズのリンク追加に合わせ、目次の色付け等の修正を行いました。
2021/06/16 「PS4版ドラゴンボールファイターズ」へのリンクを追加
2018/09/15 初公開