『おやじ』より長生きしたVGF
本レビューで対象とする精通度:★★★★★
(本サイト、及び、各ゲームに精通)
所要時間:約3分(最低限) or 約16分(たっぷり) or 約18分(全て)
注釈の注釈
「専門用語(注1A)」(本文)
本文で↑を押すと注釈を読めます。
注釈を読んでから、もう一度
「専門用語(注1A)」:注釈
↑を押すと、本文に戻れます。では下の本文を、どうぞ。
僕は、本サイト「VGF -ビデオゲームフォーエバー-」の開設よりも前に旧サイトを8年間、運営していました。
「地震雷火事おやじ」という、しがないサイトで2019年度末に消滅したかと思いきや有志により復活し、嬉しいやら恥ずかしいやら。
https://geolog.mydns.jp/www.geocities.jp/kaminariboze/
そして2022年6月15日に、VGFは開設8周年を迎え、その後も運営中です。つまり曲がりなりにも、「おやじ」より長生きしています。
前作「VGFの、これまでと、これから」では折り返し地点という事で、これまでの4年間と、これからの4年間を語りました。
そこで今回、「これから」だった4年間を改めて振り返ると共に、更なる未来に向けた願望を、今ここで語らせて頂きます。
なお、更新履歴や各種エッセイ等と合わせて読むと、より本エッセイを楽しめるかと思われます。
↓こんな感じだったのも今は昔(画像は「写真素材 足成」より引用)。
目次
最低限の文章で済ませたい方には「★」の項目のみ、たっぷり読みたい方には「☆」の項目も追加で読んで頂ければ幸いです。
それらを読んでもなお飽き足らないのであれば、ぜひ末尾が空欄の項目も読んで下さい。
目次より先に読んで頂いた項目です。
実に15年にも及んだ「ゲーセン」との因縁を巡り、自分なりに出した答えを語ります。
かつて展望を語った時から変わった事を語ります。
今後の個人的な願望と、新しいハンドルネームに込めた思いを語ります。
これまでの解説を、まとめます。
本ページと何かしらの関連性や共通点を持つコンテンツを3つ紹介します。あと掲示板もどうぞ。
本ページについての、あとがきです。
僕がゲーセンに不信感を抱いて15年、非難し合って10年弱。それが正しかったか間違っていたか、ずっと答えを探し求めました。
結果、大体は僕の考えが正しかった、と自負します。僕を非難したゲーセン側が主張する喧騒、交流、緊張感いずれも詭弁です。
結局ね、いかに彼らが喧騒最高などと嘯いた所で、78dbの喧騒は不快、とのデータが出ている訳ですよ。[ソース元1] [同2] [同3]
大体それだけ不快な空間に居るからイライラして、大昔から喧嘩だの奇声だのが絶えないのではないのか。[ソース元1] [同2]
これで、どう交流しろと?こんな輩と誰が交流したがる?そもそも鉄拳7の件からして本当に交流する気があるのか。[ソース元1]
お金を賭けた緊張感とやらも、ゲー募してるの?で終わり。自主的に緊張感を出そうと工夫しない時点で、口だけと断言できます。
宗教みたく閉ざされた世界に居て僕だけが異常なのか、と悩みましたが外に出れば、むしろ彼らこそ異常だと吹っ切れた物です。
↓家でまで緊張したくない、とでも?
こんな人達を中心に支持されるゲーセンという営業形態が、今時そう儲かる筈もなく、ほぼクレーンだけが頼みです。[ソース元1]
そのクレーンで売上は右肩上がりで5,200億いったぞ映画市場の2倍だぞゲーセンはオワコンじゃない、と偉い人が。[ソース元1]
ただ残念ながら、それは確率機と違法な高額景品による物という、かのAKB商法を笑えないゲーセンらしいオチです。[ソース元1]
自分らを棚上げし裏技で乱獲した客を通報、アメリカではセガオブアメリカが訴訟される等、底が知れる物です。[ソース元1] [同2]
そもそもゲーセンは事ある毎に自分たちが責められる事を過剰に嫌い、責任転嫁の体質が根強いです。[ソース元1] [同2] [同3]
家庭用ゲーム機、スマホ、ゲーム会社の従量課金制、消費税、法律、出るゲームの量と質、パンデミック…。擦り付け過ぎでは?
これなら、とっくに映画館は絶滅した筈ですし、消費税の類も旧大蔵省に陳情する金で「トークン(注2Aa)」にすれば対処できた筈。
客の苦情や忠告を封殺し現実から逃げ失敗し、責任転嫁し続ける最強の反面教師…答えを探す程、確信は深まる一方でした。
↓排除を重ねた結果、ゲーセン自体が排除される皮肉(画像は「Wikipedia」より引用)。
その一方で、僕の考えが間違っていた、と感じざるを得なかった点も多くあります。風営法、古いゲーム、各々の幸せの形です。
多分Twitterでなくブログに書きましたが、ヘッドホン端子が駄目なら個室を作り、そこに入れれば良いじゃない、と強く思いました。
しかし明確なソース元こそ見つかりませんが、どうも風営法の問題で、それが不可能らしいのです。これは僕の勉強不足でした。
加えて、古いゲームこそゲーセン復活の鍵だと思っていましたが、その運用は決して楽でない事も知りませんでした。[ソース元1]
何より幸せの形です。上述してきた僕の考えは、あくまでゲーセン側が復活や長期的な商売を目指している、と思っての事です。
ただ、もし彼らが、己が信念を貫き分かる人にだけ分かって貰えれば本望、そんな生き様を応援できて光栄だと思っていたなら。
僕の考えは、ただただ彼らには余計なお世話でしかない事でしょう。僕は一方的な物の見方で、彼らの幸せを否定したのです。
だからと言って彼らを理解できる訳でなく、ソース元からして大体は僕が正しいと思いますが、距離を置く事の大切さを学びました。
↓攻撃的な彼らにも、こんな過去があったのだろうか(画像は「ラ・コミック イラスト部」より引用)。
とまあゲーセンの是非を巡って僕は物凄く辛い思いをしました。僕も丸くなったつもりですが、それでもゲーセン側が嫌いです。
言ってる事とやってる事が違う、プライドだけは高く人の話きかず言い訳ばっか、歴史や同業者から何も学ばず同じ失敗をして…。
昔と違って今は多数のソース元を揃えた上での主張です。これを覆すに足るソース元があれば、ぜひ教えて頂きたいです。
この様に少なくとも僕には、ろくでもない人間としか思えなかったゲーセン側ですが最近は、それ以外の感情も出てきています。
数ある娯楽の中から、あえてゲーセンに一種のカリスマ性を見出して心酔する人達を作った点は、素直に凄いです。
プライドや結果は、ともかく営業に向けた並々ならぬ苦労や覚悟を聞いて、応援したいのも分からなくもないかな、と。[ソース元1]
僕も、そう思ったら村八分にされて長年アンチ活動し、それが届いたかの様な進展があり肩の荷が下りました。[ソース元1] [同2]
総括すると、やはり僕はゲーセン側が嫌いだけど彼らなりの信念を尊重し距離を置こう。これが15年かけて出した答えなのです。
↓僕も含め、どんな人間にも理解者は居るのだろう(画像は「写真素材 足成」より引用)。
(注2Aa)トークン:ゲーセン用語で、まとめて大量のコインを買って遊ぶ制度。1プレイの低い単価が深刻な海外で主流。[ソース元1]
前作「VGFの、これまでと、これから」の時は、どんな形でも月2回のペースを維持し、画質を良くし、たまに復刻すると書きました。
まずペースに関しては1回、休んだ事を除けば維持する事に成功しました。ここには書けない様な事情が、あったのですよ。
あと、あえて伏せましたがゲームレビュー、ゲーム攻略、その他レビュー、エッセイを、それぞれ年1本ずつ作る事も目標でした。
それも出来ていますが、2ヵ月に1本はゲー募録でないコンテンツを作る、との理想は全く出来ていません。そこは申し訳ないです。
続いて画質は、まちまちですね。メインコンテンツで新たに用意した、4:3とか16:9の画像は宣言どおり横640画素だと思います。
ただ、正方形か縦長の画像に関しては、容量と見栄えの都合で多少サイズを落としていますが、概ね以前より大きいです。
そして復刻は2019年以降に旧サイトと被るコンテンツと同時に行う程度ですが、ぐわんげの、お蔵入りを公開した事もあります。
↓昔と比べ攻略、及び、ゲー募録の比率が激増した。
コンテンツ自体に関しては、2020年頃から段階式攻略法を1面ずつに分け、本格的にソース元を提示し始めた点が大きいです。
まず段階式攻略法です。以前の2〜3分割では、どうしても基準とする腕前が高くなりがちで、本末転倒の向きもありました。
そこで1面ずつに分ける事で腕前の基準を大きく下げ、より必要とする方の希望に沿った内容に仕上げられたかと思われます。
ついでに、これで以前より多く更新の枠を埋められるので、以前よりかはネタ切れの心配が減った意味でも助かっています。
で、ソース元です。以前はTwitterで炎上し晒されたトラウマから、勝手に人様のコンテンツを晒して良い物かと遠慮していました。
方向転換の切っ掛けは、ある方です。ソース元は自分の記事の価値を高め信じて貰う為に不可欠だ、等と述べられたのです。
以前ぐわんげの時に、ピンクスゥイーツ5位ってマジですか、と聞かれた点も後押しとなりました。聞いて頂いて心より感謝します。
晒すソース元も企業系や関係者に絞った事で、より価値が高まったかと。記憶や思い込みでパッと書けなくなって大変ですがね。
↓昔のコンテンツは信憑性が怪しいかも…。
あとはVGF掲示板の三か条を作った事と、DBFZレビューで精通度2、つまりスマホユーザーに焦点を当てた事ぐらいですかね。
正直どちらも苦い思い出です。掲示板で俺の言う通りにゲームしろ、と執拗に迫る人が来てから、ほとほと疲れてしまったのです。
その後の方も、いくら返信し続けても熱心にレスして下さり。凄く良い人なのは分かるのですが、いつまで続くのかと参ってしまい。
結局こちらで返信を止め、次の新しい書き込みを機に意を決して、2ヵ月後に来て欲しい旨を送り、向こうも了承して下さりました。
三か条も作って長く交流するぞ〜、と思ったら、それきり二度と来なくなってしまって。以後ほぼ、ずっと来てくれるのは1人だけ。
いま思えば熟慮した割には浅はかでした。2ヵ月まで来るな、と威圧している事の重大さに、全く気付かず制定した訳ですからね。
全く問題ないよ、と言って頂いた事もありましたが結局2年半で実質、撤廃する代わりに返信を保証しない方針に改めました。
精通度2に関しては僕自身スマホゲームに明るくなく、知識や気力の限界を感じました。まして1以下は、ちょっと考えられません。
↓そしてレミングススマホは精通度4という珍事に。
やりたい事は沢山ありますが、それに対して実際に完成させる気力やペースが全く追いついておらず、僕の中で飽和しています。
今でさえ注釈やソース元で手間が掛かり、特にゲームレビューは読むのに30分かかる様な重厚長大化が進み辛うじて年1本です。
更に価値を高める為に、ネット外の書籍もソース元として、シリーズや関連作を時系列順に辿り、なるべくマルチタイトルも揃え…。
みたいな事を考えると気が重くなってしまって。果たして僕ひとりで、そこまでの使命を背負わなければならないのだろうか、と。
そんな完璧主義が祟って続けられなくなる事態だけは避けたい。かと言ってオーバートップ(ゲーム)並の小規模で納得いくのか。
ましてや生産終了したゲーム機のゲームにまで、とても手を出す余裕がありません。トバルとかドリラーGとか作って何ですがね。
なので今後、そのタイトルを中止し差し替える事も検討しています。いま実機や互換機でバリバリ遊ぶ方には申し訳なく思います。
↓果たして納得いく形で、広げた風呂敷を畳み切れるのか。
これを抜きにしても諸事情で、既に何度か「VGF(注4Aa)」を休止しており、今後これまで通り更新を続けられる保証は難しいです。
何らかの理由で僕が完全にVGFから離れている間に、サーバーごと消滅する可能性が全くない、とは言い切れません。
それでも1つ、断言します。少ないながらも必要として下さっている方が居る、このVGFを自分から勝手に閉鎖する事はない、と。
僕もVGFを始めて、続けてきて本当に良かったと思っています。もしVGFでなく旧サイトを続けて同じ様に思えたか分かりません。
月2回更新を続ける気力や習慣の維持、期限に間に合わせる為の計画性、内容の厳選や推敲、VGFを巡る出会いや関わり。
何よりゲーセンを巡る因縁。VGFという形でなければ未だに吹っ切れず、取り返しのつかない事態を招いたかも知れません。
実感するのに長い時間が掛かりましたがVGFは、曲がりなりにも社会人としての労働や資格取得に大きく役立ったと思います。
もしTwitterで炎上しなければ。もし当時の知り合いから絶縁されなければ。今と同じ様に胸を張る事など、夢のまた夢なのです。
↓力や自信を付けてくれた全ての方々に感謝(画像は「イラスト スタンポ」より引用)。
「VGF(注4Ab)」は旧サイトより長く続き、一種の殻を破れました。その記念としてハンドルネームを「kami-VGF」とさせて頂きます。
忘れましたが何かの心機一転で、旧サイトの途中で最初の「サンダー」から、兄が考えたブログ用のkaminaribozeに統一しました。
ただ皮肉にも、それを機に友達や知り合いとの、すれ違いが生じた挙句、炎上し疎遠・絶縁と、名前に泥を塗ってしまった訳です。
別のハンドルネームにせず、あえて汚名のままVGFを始めましたが8年たち、そろそろ泥を拭い切れた頃合いではないか、と。
もう自分を許しても良い時期ではないか、と思ったのですよ。あと単にkamiさん、とかVGFさん、とかの方が書くのが楽だろう、と。
この際なので実現済の方も含めて、VGF掲示板に来て下さった他の方々と会って対談してみたい、との考えも書かせて頂きます。
ネットも良いですが、顔を合わせて初めて語り合える事もあって、それが良い刺激に繋がる事もある筈です。ご検討を望みます。
ご愛読ありがとうございました。kami-VGF先生の次回作に、ご期待ください。我らがビデオゲームは永久に不滅です!
↓旧サイトを終える頃は1人だったが、今度は1人じゃない(画像は「イラスト スタンポ」より引用)。
(注4Aa)VGF:同じ略称の成長因子や遺伝子などでなく、本サイト「VGF -ビデオゲームフォーエバー-」を指す。
(注4Ab)VGF:上記4Aaを参照。ハイフンとか大文字とかが面倒くさいならば、「kamiさん」でOK。むろん面倒でない方も。
「VGF(注5A)」8周年を機に、やはりゲーセン側が嫌いだけど彼らなりの信念を尊重し距離を置こう、と吹っ切る事が出来ました。
後半の4年間では引き続き、ほぼ月2回のペースを維持し、新規の画像サイズは、まちまちですが概ね前半より大きくしています。
また段階式攻略法の細分化、本格的なソース元の提示、VGF掲示板の三か条、スマホユーザー対象のレビューを行いました。
より幅広い層に対応し、記事の信憑性や価値を高めた反面、自身の浅はかさとスマホゲームの知識や気力の限界を感じました。
今後を思うと気が重くもなりますが、僕を大きく成長させ必要とされるVGFを、自分から勝手に閉鎖する事はない、と断言します。
旧サイト「おやじ」より長生きした記念として「kami-VGF」に改名し、VGF掲示板に来て下さった方々と対談してみたいと思います。
ご愛読ありがとうございました。kami-VGF先生の次回作に、ご期待ください。我らがビデオゲームは永久に不滅です!
↓最終回じゃないぞよ。もうちっとだけ続くんじゃ(「写真素材 足成」より引用)。
(注5A)VGF:同じ略称の成長因子や遺伝子などでなく、本サイト「VGF -ビデオゲームフォーエバー-」を指す。
事実上、本エッセイの前作です。本エッセイで述べた因縁や展望を掘り下げています。
事実上、本エッセイの外伝です。VGF掲示板での出来事を掘り下げています。
本エッセイで触れたゲームレビューです。現時点で唯一VGFとして精通度2、つまりスマホユーザーに焦点を当てています。
検索等で来て頂いたついでに、ご意見ご感想などを残して頂けると嬉しいですが、事前に三か条を一読ください。
今のところVGFエッセイ3部作の完結編となる予定です。前2作が、いきなりの公開だったので今回も、それに倣いました。
今回あまり時間がなかったので、少しでも手が止まったと感じたら、すぐパッと書けそうな内容に切り替えてきました。
ゲーセンの下りでの、ソース元も同様です。過去に用意したソース元を多く流用し、すぐ見つけられる記事を基に書きました。
その割には良く書けたと思いますが、トークンのソース元は、あれだけでは弱いかも知れない点が心残りです。
締めが打ちきり漫画っぽい理由は、旧サイト最後のブログ記事の自虐ネタと言うか、セルフオマージュをしたかった為です。
また、1作目「僕がVGFに移行した理由」で何となく書いた事の回収も目的ですが、知り合いとの件は、あまり書けなかったですね。
本エッセイと同時にトップページの紹介文を変え、YouTubeのチャンネル名を「全人類むけ?段階式攻略法」 from VGFとしました。
2022/09/17 初公開